引っ越し業者決定
→前回からの続き
見積もりは日曜日の午前に来ていただきました。
1、A社
さわやかな若い男性がいらっしゃいました。
サッと部屋を見られて、紙ベースの複写の見積もりをくださいました。
実は前の引っ越しをここでお願いしており、かなり印象が良かったのと、この会社に少々由縁があるため、できればここでお願いしたいと思っていました。
が、高い!!!!!
さすが大手です。
しかも荷物はさほど増えてないのに、価格が前の引っ越しの倍額以上。。。
その旨お伝えしたところ、持って帰って上司に確認するとの事でした。
よく見るとこのさわやか青年、肩が時々震え、緊張感がみられます
(私が激しく値切ったり、脅したりした訳ではありません(笑))。
話を聞くと、4月入社の新卒で、1人で見積もりに来るようになって3回目くらいの訪問だったそうです。
若者、頑張っているんだなぁ・・・という感慨と(何の上から目線かわかりませんが・・・)、
若者を礼儀正しく育てている上司の方への思いを勝手にもってしまいました。
2、S社
営業主任という肩書の名刺をいただきました。とにかく説明が熱心な方でした。
自社の研修制度、会社の安定性など話して、見積もりを出してくださいました。
こちらも大手・・・。
もちろんなかなかのお値段です。
こちらの表情をみて、営業主任は価格をどんどん下げていきます。
私、即決が苦手です。
何を買うにも、他を見てから・・・という傾向があります。
引っ越しもですし、できればA社の動きを見てからと思っていたため、即決するつもりはありませんでした。
が、S社の方針でしょうか。
その場で所長に電話して、どんどん見積もり額をさげ、その場での契約を求めてきます。
これがよく聞く居座りか・・・と思いつつ。
こちらもそこそこ年齢もいってますので、引くつもりはありません。
即決できない事を伝え続けていると、主任、疲れたのか断りは入れたものの、足を崩してあぐらをかきました。
私は真剣に話している方の前だから・・・と正座をつらぬいていたので、これは減点対象です。
そしてさらに、主任はA社の不祥事の新聞記事(ラミネート)を出してきました。
主任でなく、会社の立ち位置かもしれませんが、他社を悪く言って、契約をとろうとする姿勢は好きではありません。
主任は契約をその場でとらないと、所長に怒られるでしょうし、一生懸命ではあるので申し訳なかったのですが、この時点でS社は消えました。
結局A社は、その後すぐにフレッシュマンが所長に電話報告したようです。
所長は私の前の引っ越し状況を照会して、リピーター価格でかなり割り引いてくださいました。
結局前回の引っ越しよりかなり安い費用になりました。
価格ももちろんですが、くらべた時に営業の方や会社の姿勢って結構影響があると思います。
S社の営業や会社の姿勢が熱心で素敵にみえる方もいらっしゃるとは思うのですが、私はスマートな対応が好きです。
あまのじゃくなので、ごり押しされると100%引きます。
相性もあるし、相性よくみせるために相手のことをとらえて対応する力が営業(・・・どんな仕事でも)必要だと思いました。
ちなみに訪問見積もりで、A社は洗剤セット、B社は米をくれました。